タイで働きたい人に②(タイでの働き方)

タイでの働き方についての記事を書いていきます。

先ずはタイで就職した場合の給料についてお話します。
タイで働く現地採用者の給料相場は、初任給ですと5万バーツ〜6万バーツ程度(諸手当含む)ぐらいになります。これは、日本円にすると約16万円〜約19万円になりますので20代の若い人たちからすると日本で働いた場合とさほど変わらないのではないかと思います。ちなみにタイで働く日本人の最低賃金は法律で定められています。コールセンターなどの一部サービス業は除きますが、一般職は5万バーツとなっています。(この金額は国籍によって違うので日本国籍を持っている場合になります)
他に同業種での再就職や専門的スキルが必要となる分野での給料相場は6万バーツ〜8万バーツ、マネージャー経験や管理職は7万5千バーツ〜10万バーツです。
前の記事にも書きましたが、タイ経済は不況が続いているので、現在の給料相場はこれくらいです。

ひと昔前は、上述の給料相場より2万バーツ以上高かったという話を聞いたことがありますが、それは昔の話と捉えた方がいいと思います。今の給料相場の給料をもらえれば、タイで生活するには贅沢をしない限り十分だと思います。

私のタイでの給料と生活費を簡単に説明します。

私の給料は手取り8万バーツです。

バンコクの中心部から少し離れたプラカノンに住んでいます。家賃は1万5千バーツ(水道・光熱費含む)です。食費は1日1000バーツ(日本食を食べなければ1日300THBに収まります)で週に1回友人と食事会をするのでそこで1回あたり3,000〜5000バーツくらい使います。あと毎月の残額を貯金しています。

家賃:8,000THB
食費:30,000THB
交際費:12,000〜20,000THB
その他:5,000THB

残金:17,000THB〜25,000THB

ちなみに役職がつく前は手取り60,000THBでしたが交際費が月に5,000THB以内に収まっており残額は10,000THB以上ありました。また交際費は、日本食屋や高級レストランを避けると、結構減らせます。
ある程度、何も考えずに過ごしてこれくらいなので、もし節約やタイローカルフードメインの食事を心がければ食費は半分以上下げることも可能です。

参考になりましたでしょうか。

続いてタイの税金について簡単にお話します。
タイで就労を始めると給料がもらえますよね。そうすると給料に対して税金がかかります。日本と同じです。
タイでは所得税を払う義務があるのは年間所得が150,000THB以上ある人が対象となりますので、基本的に日本人がタイで働いた場合は全員が課税対象となります。 日本と同様に累進課税となっていますが、タイは最大で35%となっています。
ちなみに私の給料はグロス年収約115万バーツです。所得税として支払っているのは11万バーツです。