過去数週間にわたって続いた2回もの土砂降り雨の後、7つの排水トンネルがあるにもかかわらず、バンコクは洪水に対して弱さがあるということにバンコク市民たちは気が付きました。
例えば、二週間前、火曜日の朝、その後から街全体に150~160mmの雨量で8時間も降り続けた重い雨によってバンコクの雨の活動は停滞していました。{ },は25区画における洪水に迅速に対処したにもかかわらず、バンコクの道路の多くを運河のような状態に変えてしまった、限度を超えた雨量に対処することができる排水設備がないことがはっきりとわかりました。
気象庁は先日、雨季が先月中旬から始まり、12月まで雨が降り続ける南部以外では、10月には終わると予期されていると公式に発表しました。
個々人で洪水や暴雨に対処できるように準備するように呼び掛けている一方で、BMAはもう二つの排水トンネル、6.4kmの長さがあるBang Sueのトンネルと、9.4kmの長さがあるプラウェート区のBung Nong Borのトンネルが完成して、大洪水の害を緩和することを待ち続けています。
Bang sueのトンネルは8月まで試運転がはじまる予定はなく、もう一つの2019年まで完成する予定はないという状況なので、その間バンコク市民はなんとか頑張るしかありません。
バンコクが水浸しになるたびに、排水トンネルの計画が解決策のひとつとして話に上がるが、ベテランの環境学者であるSasin Chalermlarp氏はバンコクの洪水がいまだに解決していないのは、人々がまだ機能すらしていない排水トンネルに気体を寄せすぎているからであると指摘しています。
「私たちは、排水トンネルではなく、目の前にある問題に集中すべきなのです。例えば、バンコクで洪水が起こる可能性が高い区画であるChaeng Watthana区を思い出してみてください。Klong Prem Prachakornの時代から続いていて、あと5~10年はかかる排水トンネル計画についていまだに議論しているのです。
「私たちはその代わりに、水を洪水地域から水路に、そして水路から川へと流す方法を代わりに考えるべきです。これこそがバンコクが待ち続ける代わりに今すぐしなければならないことです。」とSeub Nakhasathien Foundationの長でもあるSasin氏は言います。
自然保護活動家であり、市民団体Thai water partnership のリーダーでもあるHannarong Yaowalers氏は気候変動によってバンコクのいろんな区域を完全に水浸しにした暴雨を非難することはできないといいます。もちろん、今の時期はモンスーンの時期で、国はタイ湾とアンダマン海の両方から押し寄せる激しい雨をもたらす低気圧に直面しています。しかしながら、Hannarong氏によると今年の雨のパターンはもう少し早い時期のものとかなり似ているといいます。
「南部の地域を見てみてください。そこは新年の後に重い洪水が起こりました。一日以内に終わる重い雨の連続でしたが、いろんな区域にひどい洪水をもたらしました。今回も、それと同じことです。気候変動はいつもここではおこっていて、それはどんどん悪化しています。これは自然災害です。」とタイのIntegration of Water Management財団のリーダーでもあるHannarong氏は言いました。
いくつかの要因よって、バンコクの最近の洪水はすぐあふれるものの、すぐ排水される傾向にあるとHannarong氏は言います。ゴミもその原因の一つであるといいますが、しかしながら、それは主要な原因ではなく、もっとも非難されるべきなのは現代における建設事業と建築だと自然保護活動家たちはいいます。「バンコクにおける水害の状況は変わったのです。」と彼は強調しました。